レコーディングとPA (2)

前回上げた項目を詳細に説明していきたいと思います。

 

まず、"ミックスされた音を聴く環境"ですが、

レコーディングは、どのスピーカー、どんな環境で聞いても同じような音にするように調整する(現実的に全く同じにするのは無理ですが)感じです。

ハイエンドのスピーカーで聞いても、ipod付属のイヤホンでも音の全体的なバランスが保たれるように、と言いましょうか...

それに対して、PAでは、その会場にいる人のために調整します。もちろんステージの前と会場の隅ではかなり音が違うので、できるだけ同じになるように調整します。(と、言っても、現実的には無理です。会場のスピーカーの数や位置にもよりますし。)

 

レコーディングは後で聞かれる音響の事を考えてMix。

PAは会場の音響を先に調整してMix。