生録音で一番難しい/めんどくさいと言われるドラムキットですが、
本当にめんどくさいです。
なにがめんどくさいかと言うと、大量のマイクスタンドにマイクを設置するのが。
と、いうわけで、
当方では現在、10本くらいのマイクを立てるのですが、
そのうち3、4本はスタンドいらずのマイクです。
もちろんデメリットもありますが、設置が楽です。
こう書くと、「ドラムにはマイクをたくさんたてないと!」
と思うかもしれませんが、基本ロックとかだと実際は4本くらいで十分です。
ジャズだと1、2本とかでも十分な場合もあります。
4本のマイクの内容ですが、キック、スネア、オーバーヘッド2本、です。
オーバーヘッドで全体をとりつつキックとスネアを足す、みたいな。
これであなたも素晴らしいドラムの音が!
というわけにはいかないのが現実。
実際は色々後処理しないといけないケースがほとんどです...
まず、一番重要なのがドラムキットそのもの。
スネアやタムのチューニングはもちろんですが、イスとかキックペダルがきしむとかが一番怖いです。なぜかというと、オーバーヘッドにかぶった音は基本取り除くことはできないからです。
あとはシンバル、ハイハットはなるべくいいものを使うこと。
個人的にドラムレコーディングの中で一番重要だと思います。
(理由は後述します。後ほど。)
クリックをつけるならできるだけ小さい音で。けっこう後で目立ったりします。
特に曲の終わりとかで。
次回に続きます。
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