How to get good drum sounds(1)

生録音で一番難しい/めんどくさいと言われるドラムキットですが、

本当にめんどくさいです。

なにがめんどくさいかと言うと、大量のマイクスタンドにマイクを設置するのが。

 

と、いうわけで、

当方では現在、10本くらいのマイクを立てるのですが、

そのうち3、4本はスタンドいらずのマイクです。

もちろんデメリットもありますが、設置が楽です。

 

こう書くと、「ドラムにはマイクをたくさんたてないと!」

と思うかもしれませんが、基本ロックとかだと実際は4本くらいで十分です。

ジャズだと1、2本とかでも十分な場合もあります。

4本のマイクの内容ですが、キック、スネア、オーバーヘッド2本、です。

オーバーヘッドで全体をとりつつキックとスネアを足す、みたいな。

 

これであなたも素晴らしいドラムの音が!

というわけにはいかないのが現実。

実際は色々後処理しないといけないケースがほとんどです...

 

まず、一番重要なのがドラムキットそのもの。

スネアやタムのチューニングはもちろんですが、イスとかキックペダルがきしむとかが一番怖いです。なぜかというと、オーバーヘッドにかぶった音は基本取り除くことはできないからです。

あとはシンバル、ハイハットはなるべくいいものを使うこと。

個人的にドラムレコーディングの中で一番重要だと思います。

(理由は後述します。後ほど。)

クリックをつけるならできるだけ小さい音で。けっこう後で目立ったりします。

特に曲の終わりとかで。

 

次回に続きます。