The necessity of learning English for musicians/sound engineers

「英語が話せれば世界中で仕事ができる」

某予備校のCMではありませんがこれは事実です。

もちろん話せるのが最低条件であって、ほかのスキルがないと無理ですが。

 

英語が少なくとも読める、というのはミュージシャンやサウンドエンジニアにとって重要です。なぜかというと英語で書かれている情報の量が日本語で書かれている情報の量より圧倒的に多いからです。英語圏のほうが優れている、ということではありません。情報の取捨選択の自由度の観点においてです。

 

例えば機材の情報などがそうですね。

某〜マガジンで特集されている機材や楽器などは日本に代理店があり、売りたいからやっているのであって、いいレビューが書いてあるのは当然です。悪いレビューが書いてある機材なんて誰も買いたいと思わないでしょうし。

そこで実際にネットで検索して英語が読めれば、より多い情報が得られる、という訳です。もちろん最終的に判断を下すのは自分自身。

protoolsに突然エラーが出て来た時なども解決策を見つけるのに便利です。

 

あとは、いわゆる"洋楽"(こういう分け方は好きではないのですが...) の情報が多く手に入ること。日本にいると、あまり触れる機会がないかもしれませんが、これは非常にもったいない。邦楽はすべての音楽における割合の数パーセントに過ぎないというのに。世界には色々な音楽がたくさんあります。

 

実際難しい英語の論文を読むのでなければ英語のレベルなんて中学卒業レベルで十分です。自分が高校の時に習った文法とか単語帳に書いてある単語とかは使った時もなければ見たこともないものが多いです。

英語を見ただけで拒否反応が出る人もいるでしょうが(笑)実際読んでみればなんとかなるもんですよ。