Hearing loss

「高級なケーブル使って音楽聴くよりも普通のケーブル使って体調いい時に音楽聴く方がいい音で聴ける」、知り合いのマスタリングエンジニアが言ってた言葉です。

と、言うわけで、今日は聴力について書きます。

ライブやクラブに行くと、よく耳栓無しで聴いている人がいますが、アレはかなりヤバいです。特にスピーカーの近くにいる人。そして、静かな所に行くとキーンって耳鳴りがする覚えはないですか？アレもヤバいです。

大げさに言うと、将来耳が聞こえなくなる可能性があります。現実的な言い方で言うと、将来普通の人と比べて聞こえる周波数帯域が狭くなる傾向にあります。（特に２kHz以上の高音）

ライブとかに行く方は音楽が好きで行く方が多いと思いますが、将来その音楽を楽しめなくなる可能性があります。

悪いことはいいません。耳を大切にしたい方は耳栓を使いましょう。

ちなみにミュージシャン用の耳栓とかがサウンドハウスなどで売られていますが、周波数をバランスよく落としてくれるので、そちらのほうがおすすめです。

ちなみに難聴はミュージシャン（特にドラマー）やPAエンジニアにとっては職業病みたいなものです。人一倍耳の健康に気をつけなければいけないのに、それから逃れるのが難しいとは皮肉なものです。

ちなみに、イギリスでは割と聴力の健康に関してはうるさいです。

大学の授業で耳栓をつけろとはかなりうるさく言われますし、学校でも音楽用の耳栓は売ってます。知り合いのメタルバンドとか爆音だけど全員耳栓着用！みたいな。

クラブなんかだとただで安い耳栓をくれるところもあります。PAエンジニアでも耳栓しながらミックスする人も多いです。

もちろん爆音で音楽を長時間聴いた人がみんな難聴になるということではなく、なる人はなるし、その確率が高くなるということです。たばこ吸っても肺がんになる人とならない人がいるのと同じですね。ちなみに自分は爆音もたばこも嫌いです。