Pre-Production

プリプロについて説明します。

 

簡単に言えば「仮レコーディング」です。

本番のレコーディングの前に仮でレコーディングして、曲やアレンジ、歌詞におかしいところがないか、楽器の音色をどうするか、など客観的に聴いて判断するための作業です。

これは本当に重要で、やるとやらないだと結果に大きな違いが出る可能性があります。

 

なぜなら、本番レコーディングでよく起こる問題として

 

-何かの楽器の弾いてる音がコードとぶつかってて不協和音になっている

-ベースとキックがかみ合っていない、などリズムの食い違いが起こる

-普段通りのアレンジだと一部音が薄くなってしまう

-楽器のチューニングが合わなかったり、ノイズが出る

 

などが本当にめっちゃ頻繁に起こるからです。プリプロをしっかりやって確認すればこれらの問題を防ぐことができます。本番中に問題が起これば解決に時間がかかり、その分お金も余分にかかってしまいます。

 

他にプリプロをやる利点として

 

-本番前に音色が合ってるかの確認ができる

-プリプロを客観的に聴いて、音を足したり抜いたりなどアレンジの再考ができる

-メンバーの実力を見て本番どのくらい時間がかかるかを予測することができる

 

などもあります。

 

 

特に学生さんだと自分たちでプリプロができる環境にないことも多いので、プリプロプランもご用意しています。

 

流れとしては

 

-ボーカルなしでクリックと一緒にバンドで一発録りをしてもらう

-ボーカルを重ねて録る

-録ったプリプロを聴いておかしいところがあれば指摘するので、本番までに解決してきてもらう。その日録ったプリプロ音源もお渡しします。

録ったプリプロは本番用のガイドとして使うこともできます。

 

ってことでプリプロをしっかりしましょう!!

これで本番揉めることやRECが滞る可能性がぐっと減ります。結果音源の完成度もぐっと上がります。